よぉ、久しぶり!
馬場晃 過去ブログ 2006/09/16
以前いた会社を辞めたボクは、半年間の無収入期間を経て、何を思ったのか本を書きたいと思って、「星座別ももたろう」というものを執筆した。
もしも、ももたろうが「乙女座」だったら物語の展開がどうかわっていくのか、またそれぞれの星座別に様々な展開を本にしたものだ。
しかし、これがどこの出版社の目にも留まらない。
「星座別ももたろう」は、その時点ですぐにあきらめた。
しようがないボクは、テレビ番組の企画(親子の再会コーナー)を書いて、フジテレビの正面玄関から入り、受付嬢にこういった。「誰か制作の人を出してください!」と。
しばらくして受付嬢は、あちらこちらに電話をしたあげく「制作のものは全員いません」と回答した。
帰ろうと思ったボクに後ろから声をかけてくれたオジさんがいた。
当時の編成局次長・小林さんだった。
「なんダネ君は?」
「こんな企画書を書きました」
「ほほぉ・・・面白い男だね・・・君は」
ってなことで、ボクはテレビの世界で働くようになった。
その1年後、スマップをMCにして、シリーズで3回放送、その番組は成立した。
その後数年・・・。
四谷三丁目に「馬場ビル」というビルがあった。まだ新しいビルだ。
ボクはこのビルにどうしても入りたくて大家さんに直接お願いしにいったら、来月偶然空くという。
ついに会社を立ち上げ、まんまと自社ビル?まで手に入れた。
「誰か制作の人いますか?」
この時の勇気が今のボクを支えている。
ちょうどこのころ、四谷三丁目から丸の内線に乗ったときのこと。
電車の中ですれ違ったオジさんが、「よぉ、久しぶり!」見たいな顔をすれ違いざまにしたので、ボクは会釈を返した。
「誰だったっけ・・・なにかお世話になった人かなぁ・・・誰だろう?・・・」
どうしても思い出せないボクは、恐る恐るもう一度そのオジさんの顔を、振り向いて見つめてみた。
びっくりした!
そのオジさんは、「よぉ、久しぶり!」という顔の持ち主だったのだ。
地下鉄の窓ガラスに向かって「よぉ、久しぶり!」って顔をしていた。
以前いた会社を辞めたボクは、半年間の無収入期間を経て、何を思ったのか本を書きたいと思って、「星座別ももたろう」というものを執筆した。
もしも、ももたろうが「乙女座」だったら物語の展開がどうかわっていくのか、またそれぞれの星座別に様々な展開を本にしたものだ。
しかし、これがどこの出版社の目にも留まらない。
「星座別ももたろう」は、その時点ですぐにあきらめた。
しようがないボクは、テレビ番組の企画(親子の再会コーナー)を書いて、フジテレビの正面玄関から入り、受付嬢にこういった。「誰か制作の人を出してください!」と。
しばらくして受付嬢は、あちらこちらに電話をしたあげく「制作のものは全員いません」と回答した。
帰ろうと思ったボクに後ろから声をかけてくれたオジさんがいた。
当時の編成局次長・小林さんだった。
「なんダネ君は?」
「こんな企画書を書きました」
「ほほぉ・・・面白い男だね・・・君は」
ってなことで、ボクはテレビの世界で働くようになった。
その1年後、スマップをMCにして、シリーズで3回放送、その番組は成立した。
その後数年・・・。
四谷三丁目に「馬場ビル」というビルがあった。まだ新しいビルだ。
ボクはこのビルにどうしても入りたくて大家さんに直接お願いしにいったら、来月偶然空くという。
ついに会社を立ち上げ、まんまと自社ビル?まで手に入れた。
「誰か制作の人いますか?」
この時の勇気が今のボクを支えている。
ちょうどこのころ、四谷三丁目から丸の内線に乗ったときのこと。
電車の中ですれ違ったオジさんが、「よぉ、久しぶり!」見たいな顔をすれ違いざまにしたので、ボクは会釈を返した。
「誰だったっけ・・・なにかお世話になった人かなぁ・・・誰だろう?・・・」
どうしても思い出せないボクは、恐る恐るもう一度そのオジさんの顔を、振り向いて見つめてみた。
びっくりした!
そのオジさんは、「よぉ、久しぶり!」という顔の持ち主だったのだ。
地下鉄の窓ガラスに向かって「よぉ、久しぶり!」って顔をしていた。
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